完全個別指導では、「指導がその生徒さんだけのために行われる」ため、その生徒さんにとって最適な説明方法を工夫するということが可能です。学習においては、疑問を感じたり、途中でつまずいたり、生徒さん一人ひとりが異なる要求を持っています。そうした個々のニーズに対して、徹底したフォローを期待できるのが完全個別指導の利点でしょう。
また、集団塾の競争意識に対して、完全個別指導では「動機づけ」という点で一歩リードしています。担当の先生と、授業時間をフルに共有し、共同で目的を創り上げるために、動機が高まりやすい環境であると言えるでしょう。集団塾で競争意識を持てるか否かがその生徒さんの自発性に委ねられる一方、個別指導での動機づけは先生からの働きかけであることから、俗に言う「やる気」を育むには適しています。
さらに、受験や進路指導と言えば「大手集団塾に限る」というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、一般的な集団塾(大手を含みます)では、一部の難関校以外は十把一絡げの対策しか施せません。その点、完全個別指導であれば、その生徒さんの志望校に絞り込んだ対策が可能となり、効果的な情報提供も得られるという利点があります。
▼さて、「相性」をトコトン追求できる完全個別ですが、注意すべき点もあります。▼
▼塾ごとに様々なシステムが存在するからです。それらを整理してみましょう。▼
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